この記事にはマルチエフェクターのBOSS【GI-10】の大トロ部分、EZ-TONEを紹介します。
EZ-TONEは音楽のジャンルや楽曲のイメージから音作りができる便利な機能です。
自分のイメージする音が分からなくてもEZ-TONEで近い音が見つかれば自分のイメージする音楽のジャンルカテゴリーがわかります。
音作りがグッと楽になるっス!
自分のイメージする音に近い音色が見つけられればその音をカスタマイズすることで音作りがスムーズにできます。
音のジャンルに疎い(うとい)私はこのEZ-TONE機能を使用して大好きなLUNA SEAの楽曲に近い音色を見つけてカスタマイズする方法で音作りをしています。
この記事ではEZ-TONE機能で音作りをする方法を紹介します。
■GT-10のEZ-TONE機能を使いこなそう!
- 音楽のカテゴリーから基本音色を選択
- バッキング/ギターソロに音色を近づける
- ディレイのタイム/深さを設定する
EZ-TONEで音作りをすることで音楽ジャンルの音色の理解が高まるきっかけになります。
音作りが苦手なかたはEZ-TONEで音作りをおすすめします。
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音楽のカテゴリーからの基本音色を選択
まずはEZ-TONEの画面をひらきます。
BANKナンバーの下のEZ-TONEのCREATEボタンを押すとEZ-TONEの画面に切り替わります。
この設定には1~4のつまみを使用しますが1と2、3と4のつまみはそれぞれ同じ働きをします。
ピックアップと音出し環境を設定する
まずはギターのピックアップ(PU)のタイプに合わせます。シングルコイルかハムバッカーを1か2のつまみを回して選択します。
次に3か4のつまみを回して音を出す環境を選択します。
LINE環境なのかアンプなのか、アンプならアンプの種類と接続方法を選択します。
音出しの環境についてはこちらのアウトプットセレクトに関する記事をご参考ください。
音のジャンルを選択する
ギターと音出しの設定をしたら→ボタンを押して音色を選択する画面に切り替えます。
画面を切り替えたら音のジャンルとさらに細かい設定を選択します。
1と2のつまみを回すとジャンルを変更できます。
3か4のつまみを回すと選択したジャンルの中に設定されているさらに細かい音色のカテゴリーを選択できます。
画像では1(or2)のつまみを回して音楽ジャンルを「BULES」から「PROGRESSIVE」に、音色カテゴリーは3(or4)のつまみを回して音色カテゴリーを「STACK SOLO」を選択しました。
バッキング/ギターソロに音色を近づける
→ボタンを押すと画面が切り替わります。
ここでバッキング(BACKING)かソロ(SOLO)か、ソフト(SOFT)かハード(HARD)の音色を調整していきます。
1(or2)のつまみはカーソルを左右に動かしSOFTより~HARDよりの音色の調整ができます。
3(or4)のつまみはカーソルを上下に動かしBACKINGより~SOLOよりの音色を調整できます。
この縦軸と横軸の音色の変化を掛け合わせて好みの音色を探ることができます。
この調整が音作りの醍醐味であり、最大の迷子ポイントになりますね!
音色の調整が済んだら次はディレイの設定に入ります。
ディレイのタイム/深さを設定する
→ボタンを押すと今度はディレイの設定画面に切り替わります。
カーソルの動かし方は音色の設定と同じになります。(つまみ1or2は左右に、つまみ3or4は上下にカーソルを動かせます)
1(or2)のつまみでディレイタイムを調整できます。(SHAT=短く、LONG=長く)
3(or4)のつまみでディレイのかかり具合(深さ)を調整できます。(WET=深く、DRY=浅く)
私はバッキングの音作りをする場合はディレイを完全にOFFに設定します。
ディレイの設定が終わったらWRITEボタンを2回押して保存します。
ご注意!設定保存は上書き保存になります。保存するパッチNOが間違いないか十分確認してから保存をしましょう。
一度上書き保存をしてしまうと元に戻せません。
まとめ:GT-10の大トロ機能EZ-TONEを使いこなそう!
今回は簡単に音作りができるGT-10の大トロ機能、EZ-TONEの設定方法を紹介しました。
「どんな音が好み?」と聞かれても音のジャンルとか知らないし、、、という方は音楽ジャンルの音を理解するのに役立ちます。
EZ-TONEで選択できる音楽ジャンルは以下の通り全種類14!
EZ-TONEのジャンル一覧
- BLUES
- SOUL FUNK
- JAZZ
- 70sHARD ROCK
- 80sMETAL
- MODERN METAL
- West Coast
- Fuzz Rock
- STUDIO
- PROGRESSIVE
- SURF ROCK
- CONTRY
- Acoustic
- Punk POP
この機能を使えば音楽ジャンルに合った音作りができるとともにそのジャンルの音の特徴を理解するきっかけになります。
設定も簡単にできるので初心者向けの機能と言えるでしょう。
■GT-10のEZ-TONE機能を使いこなそう!
- 音楽のカテゴリーから基本音色を選択
- バッキング/ギターソロに音色を近づける
- ディレイのタイム/深さを設定する
わたしもずいぶんお世話になったとても便利な機能です。
音作りが苦手な方や音楽ジャンルの音色をつかみたい方はGT-10の大トロ機能、EZ-TONEを使ってみてはいかがでしょうか?
皆さんのギターライフの一助になれれば幸いです。
GT-10の便利機能を駆使してより良い音作りに励んでいきましょう!
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