デザインツールを使わずエクセルでYouTubeサムネイルの作り方【基本編】

YouTub動画で欠かせないサムネイル。編集ツールを使わずエクセルで作成できるのをご存じでしょうか？

そんな方に向けてエクセルを使ってサムネイルを作成する方法を紹介します。（スプレッドシートでもOK）

この記事ではエクセルでサムネイルを作るためのワードアートの基本操作を、画像付きで分かりやすく解説します。

わたしは１００本以上の動画を投稿しながら試行錯誤の末、エクセルでサムネイルを作る方法を編み出しました。

この方法なら有料ツールを使う必要ありませんし、YouTube以外のSNSのアイキャッチ画像なども作れるようになります。

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YouTubeサムネイルのメイン画像を挿入

サムネイルはメイン画像にテキスト（文字）を重ねて作成します。（以下テキスト文字はテキストと表記）

まずはサムネイルの顔となるメイン画像を挿入しましょう。

この画像にテキストを重ねていくことでサムネイルを作成していきます。

メイン画像がなかったりいい素材がない場合は画像フリーサイトO-DANオーダンなどを活用しましょう。

エクセルのワードアートの基本操作

メイン画像の挿入ができたらエクセルのワードアートを使ってテキストを重ねてサムネイルにしていきます。

テキスト挿入で使用するワードアートの基本操作７つを説明します。

ワードアートの挿入方法

ワードアートの挿入方法は3ステップ。

これでワードアートが挿入されます。

ワードアートの中には影がついたものもありますが、今回はサムネイルに使用するので影なしのものを使用します。

ワードアートのクリックの違い（全体を選択する）

ワードアートを操作するにあたって２つの選択の違いを解説します。

ここで重要なのはテキストを編集している状態ではフォントやサイズなどワードアート全体を編集に手間がかかるということです。

テキストを変更する場合

テキスト変更する場合はワードアートをクリックした際に出現するカーソルをもとに編集していきます。

カーソルを頼りに文字を消したり打ち込んでサムネイルのキャッチコピーなどを作成していきます。

ですがこの状態ではフォントや文字サイズの変更といった編集することができません。

いちいちテキストすべてを選択してから編集をしなければなりません。

次の項目で説明する「ワードアート全体を選択する」操作を覚える必要があります。

ワードアート全体を編集する場合

下記の内容を編集するにはワードアート全体を選択すると操作が非常に楽になります。

全体を選択するにはワードアート全体を囲っている点線の上をクリックします。点線が線になれば編集することができるようになります。

この状態がワードアート全体を選択した状態となりフォントやサイズなどの変更がワードアート全体に反映されるようになります。

ワードアートのテキストを編集

ワードアートのテキストをクリック、カーソルが出るので通常のタイピング操作で変更できます。

テキストを部分的に編集

テキストを部分的に編集することもできます。

テキストサイズを変更する方法を紹介します。

部分的にテキストのサイズを変える方法はサムネイルを作るのに向いています。

ワードアートのフォントの変更方法

ワードアートのデザインはフォントから選択して変更します。

エクセルにもいろんな種類のフォントがあるので用途に合ったを探しましょう。

メイン画像に重ねても目立つ太めのフォントを使うのがおすすめです。

好みにもよりますが今回はサムネイルに向いている「HG創英ゴシックUB」を使用しています。

カラーの変更方法

テキストの色を変更するにはワードアートをクリックしてメニューに追加される「図形の書式」で編集していきます。

テキスト内側は「文字の塗りつぶし」、文字の輪郭は「文字の輪郭」でそれぞれ編集できます。

手順は以下の通り。実際に「文字の塗りつぶし」をしてみましょう。

文字の輪郭りんかくを太くする方法

輪郭を太くした文字を重ねることで文字の輪郭をさらに強調することができます。

サムネイルやアイキャッチに欠かせない基本の操作なので必ずマスターしましょう。

文字の輪郭は「図形の書式設定」の中の「文字のオプション」で編集できます。

編集画面を表示する手順は以下の通り

編集画面で輪郭の色と太さを変更します。

実際に変更の有無を比較してみてみましょう。

ずいぶん印象が変わりました。ただこのままだと文字として読みにくいので次の画像を重ねてサムネイルのテロップ感を出す方法を紹介します。

画像を重ねる順番の変更方法

文字の輪郭を太くしただけでは逆に読みづらい印象になってしまいした。

そこで輪郭りんかくを太くした編集ありテキストの上に変更なしテキストを重ねるて、サムネイルっぽい文字にする方法を紹介します。

ワードアートを移動するには全体を選択してクリックしたままマウスを操作して動かすことができます。（⇅⇄の方向キーでも動かすことができます。）

※注意：ワードアート内を選択していると移動ができないのでワードアート全体を選択しましょう。

実際に重ねてみると、、、

編集ありテキストが編集なしテキストの上になっていることがわかります。

このまま重ねると編集なしテキストが全く見えなくなってしまいます。

編集なしのテキストを上にしたいので「面の移動」をして編集なしテキストが上にくるようにします。

これで編集なしテキストが編集ありテキストの上にすることができました。

この状態で２つのテキストを重ねると一気にテキストがサムネイルっぽくなります。

この方法で文字の輪郭の太さ、色を変更して2～4のテキストを重ねれば自分だけのオリジナルテキストを作成することができます！

エクセルでYouTubeサムネイルの作り方　まとめ

この記事ではエクセルを使ってサムネイル画像を作成するためのワードアートの【基本操作編】を紹介しました。

わたしは今まで１００本以上の動画を投稿してきましたがサムネイルの作り方がわからず、画像そのままを使ったり、地味なテキストを挿入して投稿していました。

もっと魅力的なサムネイルを無料で作れる方法がないか試行錯誤していたところ、この方法を編み出しました。

この方法をマスターすればこんな悩みが解決できます。

この記事と合わせて「高等テクニック編」の内容をマスターすれば編集の作業効率をアップすることができます。

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